シュウの声優好きになった馴れ初め
馴れ初めシリーズ第3弾は声優についてです。
周りからはダメ絶対音感(声を聞いて声優が誰か当てられる)の持ち主とか、声豚とか言われる私です(不本意)
が、声優好きになった時期ははっきりと思い出せません。
エンディングクレジットで声優当てゲームめいたものを独りでやっていたのが小学校6年生〜中学校2年生あたりだったんじゃないでしょうか。
エンディングにクレジットされる声優が出るまで一切テレビから動かなかった思春期時代
では、何故好きになったのか。実はこれ、声優だけではなく私の好き人物を見て行くことである共通点が浮き彫りになっていきます。
少し話はそれますが、例えば当時のJリーガーでは木村和司が好きでした。彼はフリーキックやパスで観客を沸かせるゲームメイカーでした。つまりテクニシャンです。
更に当時好きだった有名人と言えば、コントでキャラクターが全く変わるウッチャンナンチャンの内村光良や歌もダンスも超絶に凄まじかったマイケル・ジャクソン、アクロバティックなカンフーアクションで魅せるジャッキー・チェンなど・・・
こう見て行くと子供の頃(いや、今もなんだけど)に好きだったものの共通点が見えてきます。
技巧派、つまりテクニシャンタイプが好きだったのです。
話を声優に戻します。まだ(おそらく)小学生の私はある興味深い事実を知ります。
「あれ?このキャラとこのキャラ、声が一緒だぞ??」と。
それが声優、関俊彦でした。
衝撃を受けた声優、関俊彦
勿論、色んな声優が自分の見てるアニメの中で違う役をやっていることはなんとなくは知ってました。
しかし、関俊彦は全く真逆とも言えるような役をやっていることに気づきました。
『天空戦記シュラト』の主人公で直情的な熱血漢修羅王シュラト
『YAWARA!!』で柔を応援し続ける新聞記者松田耕作
『無責任艦長タイラー』で敵側ラアルゴン帝国の艦長で基本冷静なル・バラバ・ドム
挙げたらキリがないけれど、要するに熱い役とクールな役の両方を演じてたことに気付いたわけです。
今でもこんな人になりたかったと思う松田さん
敵ながらタイラーを認めていく冷静な頭脳派ドム
ムースもギルバートも坂本龍馬も二階堂大河も土井先生もブリード加賀も『海が聞こえる』のアイツ(松野豊)もみんな関俊彦‼️という衝撃・・・
そうするとピースがハマるように
「この役とこの役は同じ人なのか!!」
と、見ていたアニメで同じ声優が色んな役をやっている事実に思い至ったことでアニメのエンディングはまるで神経衰弱のようなゲームに変わっていきました。
次に驚いたのは天野由梨でした。
しっかり者キャラならこの人❗️の天野由梨
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の葵今日子
『明日へフリーキック』の有高みづほ
『幽☆遊☆白書』の雪村蛍子
『熱血最強ゴウザウラー』の朝岡しのぶ
『無責任艦長タイラー』のユリコ・スター
彼女が凄かったのは子供から大人の女性まで演じていたことです。小学生から中学、高校、大人と演じ分けをしていたのが驚きました。
凛とした大人だったユリ・コスター少佐
活発な小学生だった朝岡しのぶ
故に今でも1番好きな声優は?と聞かれると男性は関俊彦、女性は天野由梨と答えます。
これはもう技術です❗️全く違う声に聞こえるキャラクターを同じ人が演じているという紛れもない高等技術。
テクニシャン好き(下ネタじゃないよ❗️)の私がハマらないわけがない。
そして、中学2年生の時・・・横浜にアニメイトなるお店が存在していることを知った私はそこに行き、とある本を手に入れたのです。それは
"声 優 名 鑑"
です。
これが全ての始まりで終わりでした・・・
まず、知っている声優の欄にチェックを入れました。まるで英単語帳のように。そして、チェックの欄が少なかったことに愕然としました。
「俺はこんなものしか知らないのか・・・」
と。
確か20人も知らなかったと思います。
声優名鑑とはこんな感じのもの(当時持っていたものではない)
そしてアニメを貪るように見て声優の名前と声が一致する度にチェックを付けて行きました。しかも始末の悪いことにただ、
"名前と声が分かったら付ける"
のではなく
"アニメで放送中に声が誰かを予想し、エンディングで答え合わせをして正解ならチェックをする"
という徹底ぶりでした。主役も脇役も関係なくチェックしていきました。
しかも間違えたらチェック項目に△と付け、また当てたら◯を付けるという・・・何故このバイタリティを受験に向けなかったのか・・・(これが分からない)
これによって中学3年に上がる頃に知っている声優は100人を超えていたのではないかと思います。
こんなことをしたのは後にも先にもこの時だけ・・・じゃなかった・・・Jリーグ名鑑でも同じようなことしてました・・・
小学生の頃に輪をかけてやばい中学生時代でしたね・・・
ま、まぁ・・・このようにして色んな声色を使う声優が好きになって行きました。
これがシュウが声優にハマっていった馴れ初めです。
そのうち好きな声優紹介とかもしたいですね。
では、読んで頂き有難うございましたm(_ _)m